マイナポータル 便利な4つ機能

最終更新日時:2016年(平成28年)3月19日

 マイナポータルは正式名称を「情報提供等記録開示システム」といい、情報提供ネットワークシステム等で、自分の特定個人情報がどのようにやり取りされているかの記録の閲覧や、地方自治体などからの行政サービスのお知らせ等を受けることが出来る自分だけの専用サイトです。2017年(平成29年)1月から運用開始の予定で、自宅のPCなどから利用が出来るサービスです。

マイナポータルの4つの機能

マイナポータルには大きく4つの機能が利用出来るようになっています。

①プッシュ型サービス
ワンストップサービス(電子申告)
③アクセス記録の閲覧
④特定個人情報の閲覧

ひとつひとつ見ていきましょう

プッシュ型サービス

 プッシュ型サービスは1人1人の国民にあった行政サービスのお知らせが受けられるサービスです。

 年齢別や地域別等の分類による、広いグループに対する情報提供(政府広報や災害情報、地方公共団体からのお知らせなど)から、特定の個人に対する情報提供(本人の状況に応じた子育てや介護等のサービスにかかるお知らせなど)まで、幅広くきめ細かい情報提供を行う予定です。

 さらには要件が複雑で本人が判断しにくい給付等の資格通知や、そもそも知名度が低く受給資格を満たしているのに、本人が知らなくて申請していないサービスに関するお知らせなど、利用者の利益になるような情報を積極的に通知していきます。

ワンストップサービス(電子申告)

 国民年金保険料の納付や、税の確定申告などの行政手続きをオンラインで出来るようになる予定です。

 また、今後、広く民間へも利用範囲が広げられた際には、引越しや死亡等といった、住所変更に伴う、契約・解約・変更等、同時に多数の手続きが官民に渡って求められるライフイベントなどの負担を軽減するため、電気やガス・水道などのライフラインに携わっている事業者や金融機関や郵便などの機関を巻き込んだサービスをマイナポータル上で展開していく予定です。

 プッシュ型サービスとワンストップサービスを併用することにより、今まで活用できずにいた行政サービスなどを受けることが容易になり、国民の利便性の向上に資することにつながると期待されています。

アクセス記録の閲覧

 情報提供ネットワークシステムのページでも書きましたが、行政機関等が情報提供ネットワークシステムを介して情報連携を行った場合、どの機関からどの機関にどのような個人情報がやり取りされたのかログとして記録が残るようになっています。

 アクセス記録の閲覧の機能とは、まさにこの記録を確認することが出来る機能です。これにより、自分で自分自身の個人情報のやり取りを監視することが出来るようになっています。

特定個人情報の閲覧

 こちらは、行政機関等が保有している自分自身の個人情報を確認することが出来る機能です。社会保険料の控除額など、確定申告の際に参考になるような情報が確認可能です。また将来的には民間への利用範囲の拡大が予定されており、病院のカルテの内容なども確認することが出来るようになるなどの構想があります。

利用には個人番号カードが必須

 様々な機能を有し、個人情報の閲覧や行政サービスへの申請なども可能になっているため、心配になってくるのが情報漏えいやなりすまし被害です。

そこでマイナポータルへのログインにはセキュリティ面を配慮して、個人番号カードの公的個人認証サービスを採用し、本人確認を行う仕組みになっています。

 となると、取得は任意になっている個人番号カードを申請する必要が出てきます。また、自宅のPCなどからログインをする際には当然カードリーダーが必要になってきます。PCは各家庭に普及しているとは思いますが、個人でキャッシュカードタイプのカードリーダーを持っている人などほぼいないでしょう。値段も1万円相当しますので、このあたりがマイナポータルの利活用が展開していくかのネックになっています。

 現状、カードリーダー代の負担は利用者に、と政府は構想しているようですが、果たしてこれでマイナポータルが有効活用されていくのかは少し疑問が残ります。

なお、PCを持っていない人のために公的機関への端末設置も予定しているようです。

カードリーダー代がもったいないと思う人はこちらを利用する方が良いかもしれません。